アテネのおすすめ観光スポット10選!絶対行くべき観光地を紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

  • アテネのおすすめ観光スポットを知りたい
  • アテネで絶対外せない観光スポットを知りたい
  • アテネの観光で有名な場所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「アテネで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。

アテネのおすすめ観光スポット10選

おすすめ

アテネのおすすめ観光スポット10選を解説します。

パルテノン神殿

パルテノン神殿

パルテノン神殿とは、ギリシア神話におけるアテナイの守護神「女神アテーナー」を祀る神殿であり、1987年に世界的な文化遺産として世界遺産に登録された歴史的建造物です。

紀元前438年に完工、紀元前431年まで装飾が行われたパルテノン神殿は、古代ギリシア建築の様式「ドーリア式」を用いて建設され、重々しく厳粛な雰囲気があります。

現在のパルテノン神殿は1834年に始まった修復作業により復元されたものとなっていますが、合計46本の円柱からなる荘重で美しい景観は圧巻です

アテネ市内の中で最も高い丘の上に建設されているため街並みを一望できるほか、夜はライトアップされてまた違った雰囲気を楽しむことができます。

アクロポリス博物館

アクロポリス博物館

アクロポリス博物館とは、アクロポリスの丘とその周辺の土中や遺跡から発掘された古代の遺物や美術品を収蔵・展示する博物館のことで、年間160万人以上もの観光客が訪れる大人気スポットです。

100本以上の柱によって建物の基礎部分を支えており、博物館の下に保護されている考古遺跡では現在も継続している発掘の様子を見物することができます。

パルテノン神殿の向かいにある神殿「エレクティオン」にある6体のカリアティードは全てレプリカですが、アクロポリス博物館には本物のカリアティードが5体展示されています

博物館の4階ではパルテノン神殿の彫刻や石板が展示されているほか、ガラス張りの窓の向こうにパルテノン神殿を一望することもでき、贅沢なロケーションを堪能できます。

古代アゴラ

古代アゴラ

古代アゴラ(アテナイのアゴラ)とは、様々な公共施設が配置された市場または市民交流の場のことで、アテネの中心地として栄えていた場所を指します。

敷地内にある炎と鍛治の神「へーパイストス」を祀る神殿は、アテネにある神殿の中で最も状態が良く、遺跡好きな方におすすめの観光スポットです。

また、紀元前150年に建設されたとされるアッタロスの柱廊を完全復元した建物もあり、115メートルにも及ぶドーリア式の柱が並ぶ光景は壮観です

非常に広い遺跡群なため散策に時間を要しますが、敷地内には数多くの古代建築物が点在されており、神話の世界を体感させる独特な雰囲気を味わえます。

パナシナイコ・スタジアム

パナシナイコ・スタジアム

パナシナイコ・スタジアムは、古代ギリシアのアテナイで行われていた祭典「パナテナイア祭」の開催地として使われていた場所に建てられたスタジアムです

19世紀に建てられたパナシナイコ・スタジアムは現在6万8,000人を収容することができ、美しさと重厚感を併せ持つ観客席は全て大理石で造られています。

また、パナシナイコ・スタジアムは1896年に行われた第1回オリンピック競技大会の会場としても知られ、客席や表彰台を自由に見学できるほか、施設内には歴代の聖火トーチやポスターも展示されています。

また、トラックを実際に走ることも可能なため、スポーツ・オリンピックのファンの方におすすめな観光スポットです。

ゼウス神殿

ゼウス神殿

ゼウス神殿とはアテネの中心にある巨大な寺院のことで、ギリシア神話におけるオリュンポス山に存在していたとされる12神の最高神「ゼウス」に捧げた神殿と言われています。

建物自体は残っていませんが、完成時は計104本にも及ぶコリント式の柱が並んでいたとされており、美しく威厳ある佇まいをしていました。

現在残っている高さ17メートル・直径2メートルの巨大な円柱は15本であり、それらを取り囲む広大な敷地から当時の神殿の壮大さが伝わります

ゼウス神殿がある場所からはアクロポリスの丘・パルテノン神殿が見えるため、フォトジェニックなスポットとして人気があります。

フィロパポスの丘

フィロパポスの丘

フィロパポスの丘とはアテネにある丘の1つで、頂上には古代ローマ時代にアテネに貢献したとされるローマ人「フィロパポス」の記念碑があります。

フィロパポスの丘の標高は147メートルあり、正面に見えるアクロポリスの丘の標高は154メートルと、ほぼ同じ目線でアクロポリスの丘を望むことができます。

アクロポリスの丘を撮影する絶好ポイントとしてはもちろん、その背後に見えるリカヴィトスの丘も同じフレームに収めることが可能です

基本的には整備されているところを歩きますが、丘の頂上付近はむき出しの岩がゴツゴツしているほか、滑りやすい箇所もあるため歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

シンタグマ広場

シングタマ広場

シンタグマ広場とはアテネ市内中心部にある広場のことで、世界初となる憲法(シンタグマ)誕生を記念して呼ばれるようになりました。

広場の周りにはカフェや屋台が立ち並んでいるほか、エアポートバスの発着所、路面電車・地下鉄といった交通の要所となっています。

さらに、アテネの2大観光スポット「コロナキ地区」「プラカ地区」まで徒歩で行くこともでき、シンタグマ広場を拠点に観光地を巡る方も少なくありません

ギリシャ国会議事堂

ギリシャ国会議事堂

ギリシャ国会議事堂は1843年に王室宮殿として建設された建物で、1924年から政府庁舎として、1935年から国会議事堂として使用され始めました。

勇敢な戦士のレリーフが刻まれた無名戦士記念碑の前には制服を着用した衛兵が常時立っており、1時間毎に衛兵の交代式が行われています。

また、日曜日の午前11時前から衛兵交代式と呼ばれる大規模なイベントが国会議事堂前で開催され、ブラスバンドの音楽にのせて衛兵たちが行進します。

ギリシャ国会議事堂は、美しい制服を纏った衛兵と写真を撮ることができるためフォトスポットとしても人気がありますが、衛兵に触れることはできないため注意しましょう。

ヘロディス・アッティコス音楽堂

ヘロディス・アッティコスの音楽堂

ヘロディス・アッティコス音楽堂とはローマ式の野外音楽堂のことで、半円の形が特徴的な建物です。

161年に建設された遺跡ではありますが、現在もコンサートやフェスティバルに利用されることがあり、客席の修復が行き届いています。

イベント時以外は建物内に入ることはできませんが、アクロポリスの丘の麓にあるため、上から覗き込むような形で建物全体を見渡すことが可能です

さらに、地上から見たヘロディス・アッティコス音楽堂は幻想的かつ荘厳で、また違った雰囲気を楽しむことができます。

アテネ国立博物館

アテネ国立考古学博物館

アテネ国立博物館とは、ギリシアにある古代遺跡から出土された遺物を収蔵している博物館のことで、世界的国宝クラスの彫刻や石像、器具などが多数展示されています。

名称を知らずとも過去にどこかで見た覚えのある遺物が所狭しと並んでおり、歴史に詳しくない方でも十分堪能することができると定評があります。

一通り見るだけでもかなりの時間がかかるため、興味のある方は2時間〜半日ほど見学時間を取るのがおすすめです

貴重な遺物はフラッシュをたかなければ撮影可能となっているほか、休憩できるカフェも併設されています。

アテネのおすすめ観光スポットまとめ

まとめ

この記事では、「アテネで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。

アテネに行ったら、アクロポリスの丘やアテネ国立博物館は必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。

また、アテネに旅行で行った際には、アクロポリス博物館で行われている発掘の様子や、ギリシャ国会議事堂で開催される衛兵たちの行進も見ものです。

アテネに旅行で行くけど、どこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。