この記事を読んでいるあなたは、
- ギザのおすすめ観光スポットを知りたい
- ギザで絶対外せない観光スポットを知りたい
- ギザの観光で有名な場所を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「ギザで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。
ギザのおすすめ観光スポット10選
ギザのおすすめ観光スポット10選を解説します。
ギザのピラミッド
ギザのピラミッドは、世界でもっとも有名な古代遺跡のひとつです。
エジプトの首都・カイロの郊外に、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3基の巨大なピラミッドがあり、「ギザの三大ピラミッド」と呼ばれています。
位置関係は、クフ王のピラミッドが北東にあり、カフラー王のものが中央、メンカウラー王のものが南西にあります。
クフ王のピラミッドが1番大きく、内部を見学できます。
2番目に大きなカフラー王のピラミッドの前には、守護神のスフィンクスが鎮座しており、メンカウラー王のピラミッドはほかの2基のピラミッドと少し離れた場所にあります。
死者の町
出典:https://4travel.jp/travelogue/11476323
死者の町は、カイロ郊外にある歴史的墓地の一画です。
死者を祀る墓地やモスクが集まっており、ドーム屋根の墓が立ち並んでいます。
一般の人々の墓が多数並ぶ中に、中世の統治者だったスルタンカーイト・ベイなど、名声を上げた人物の大きな墓が立っています。
ほとんどの墓は外観が見られるのですが、中には、内部を見学できるものもあります。
家のように広い墓も多いため、カイロの急速な発展に伴い住居を失った人や、墓を管理する人などが住んでいる墓も少なくありません。
カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドは、クフ王の息子であるカフラー王のピラミッドです。
「ギザの三大ピラミッド」のうちのひとつで、「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。
3基のピラミッドの中では、真ん中に位置しています。
大きさは、高さが約143メートル(現在は約136メートル)、底辺は約215メートルあります。
保存状態がよく、頭頂部には化粧石が残っています。
カフラー王のピラミッドの参道にはスフィンクスが鎮座しており、ピラミッドとスフィンクスを収めたアングルの写真が撮影できます。
クフ王のピラミッド
クフ王のピラミッドは、カフラー王のピラミッドと同様に「ギザの三大ピラミッド」で、「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。
紀元前2500年ごろに、約20年かけて造られたとされています。
3基のピラミッドの中でもっとも大きく、完成時の高さは約146メートル(現在は約138メートル)、底辺は約230メートルあります。
平均2.5トンの石灰岩を200万個以上積んで造られた、各辺の誤差がわずかの精度の高い四角垂からは当時の建設技術の高さがうかがえます。
内部見学ができ、ピラミッドの中には、玄室に続く通路や隠し穴があり、急傾斜になっていたり、天井が低くなっていたりする箇所もあります。
赤のピラミッド
赤のピラミッドは、クフ王の父であるスネフェル王のピラミッドです。
「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に指定されています。
赤色っぽい花崗岩で造られているため、赤のピラミッドと呼ばれています。
高さが約105メートル、底辺が約220メートルと傾斜角度のゆるやかな安定した形状で、断面が二等辺三角形になるピラミッドとしては世界最古のものとして知られています。
内部に入ることができますが、玄室までの階段は天井が低く急なため、体力に自信のない人は外観を見て楽しむに留めた方がいいかもしれません。
メンカウラー王のピラミッド
メンカウラー王のピラミッドは、カフラー王の息子であるメンカウラー王のピラミッドです。
「ギザの三大ピラミッド」で、「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。
3基のピラミッドの中では1番小さく、高さは約65メートル(現在は約62メートル)、底辺は約105メートルです。
ほかの2基の半分にも満たない大きさで、当時の財政状況を反映しているという説があります。
北面の入り口部分には大きな傷があり、ピラミッドを破壊しようとした跡だと考えられています。
太陽の船博物館
出典:https://egypt.travel/ja/attractions/the-solar-boat-museum
太陽の船博物館には、1954年にクフ王のピラミッドの南で発見された、世界最古と言われる木造船「太陽の船」が展示されています。
船は全長が約43メートルで数万のパーツから成り立っており、発見されてから復元までに10年以上を要しました。
船はクフ王の葬儀のために造られたなどの説がありますが、正確にはまだわかっていません。
博物館はクフ王のピラミッドの近くにあるため、ピラミッドとあわせて見学するのがおすすめです。
ナイル川
ナイル川は、カイロの中心部を流れる世界最長の川です。
川の東岸にカイロ市があり、西岸にギザ市があります。
川沿いには「コルシーニュ」と呼ばれる遊歩道が整備されており、のんびりと散策が楽しめます。
エンジンを使わずに風と水の力を使って進む、エジプトの伝統的な帆船「ファルーカ」に乗船できるほか、夜には豪華なディナークルーズ船も運行しています。
豊かな水をたたえたナイル川は雄大で、川面に夕日が映る光景は必見です。
メンフィス博物館
出典:https://88to.net/overseas-travel/memphis-museum
メンフィス博物館は、古代エジプトの出土品などを中心に展示している屋外博物館です。
見どころは、脚の一部が欠けたラムセス2世の巨像です。
ラムセス2世は、エジプトが最大の領地を誇った当時の王であり、エジプト王朝の中でもとくに有名な王です。
博物館内で唯一の屋内展示となっており、体長約15メートルの横たえられた像を見られます。
建物の外にある広場には、10メートルほどの大きさのスフィンクスがあります。
カフラー王のピラミッドの近くにあるスフィンクスよりも保存状態がよいため、こちらも必見です。
屈折ピラミッド
屈折ピラミッドは、赤のピラミッドと同じく、クフ王の父であるネフェル王のピラミッドです。
高さは約105メートル、底辺は約188メートルで、ピラミッドの真ん中あたりで傾斜の角度が変わっているのが特徴です。
このような見た目から屈折ピラミッドと呼ばれています。
斜辺が屈折した理由は、勾配が急すぎるため危険だと判断して建設中に変更されたという説や、建設中にネフェル王が病に倒れたため工事を短縮させるべく角度を変えたという説などがあります。
ギザのおすすめ観光スポットまとめ
この記事では、「ギザで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。
ギザに行ったら、「ギザの三大ピラミッド」や世界遺産に登録されたピラミッド群は必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。
また、ギザに旅行で行った際には、古代エジプトの偉大な文明の遺産に触れて圧倒されるとともに、その歴史を肌で感じられるでしょう。
ギザに旅行で行くけど、どこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。