この記事を読んでいるあなたは、
- ロンドンのおすすめ観光スポットを知りたい
- ロンドンで絶対外せない観光スポットを知りたい
- ロンドンの観光で有名な場所を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「ロンドンで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。
ロンドンのおすすめ観光スポット10選
ロンドンのおすすめ観光スポット10選を解説します。
大英博物館
800万点もの収蔵品を誇り、世界中からの見学者が絶えない世界最大の博物館です。
古代エジプトの「ミイラ」や「ロゼッタストーン」、ギリシャの「パルテノン神殿彫刻」など歴史的遺産も数多く展示されており、広大な館内はまるで迷路のようで、1日で回り切るのは不可能と言われています。
時間に余裕のない方は、事前に公式サイトをチェックしたり、フロアマップを入手し、興味のある展示品に絞って回るのがおすすめでしょう。
入場料は無料なため、気に入ったら旅行中何度でも立ち寄って、深い歴史に浸ってみたいスポットです。
バッキンガム宮殿
「バッキンガム宮殿」は、1703年にバッキンガム侯爵が邸宅として建て、1837年ヴィクトリア女王の即位とともに英国王室の宮殿となりました。
現在も実際に執務が執り行われ、正面のバルコニーに王室の面々が並ぶ姿は、よくテレビでも目にします。
夏は宮殿内も見学できますが、人気を集めるのは年間行われている、宮殿前の広場で行われる「衛兵交代式」です。
イギリスといえば思い浮かぶ「赤い制服に黒い帽子の衛兵」が、4月から7月までは毎日、それ以外の月は1日おきに交替します(衛兵は、冬場はグレーのシックなコートを纏っています)。
衛兵の交代に加え、衛兵の行進、ホースガース(騎馬隊の交替)や楽隊の行進も圧巻です。
ウェストミンスター寺院
歴代国王の戴冠式やロイヤルウェディングの舞台ともなる「ウエストミンスター寺院」は、世界遺産にも登録されています。
荘厳な美しさを讃えるゴシック建築の外観のみならず、内部には天井まで広がる圧巻のステンドグラスや、戴冠式の際に使用される椅子など見どころが多いスポットです。
床や壁に刻まれた墓碑銘には、あの科学者ニュートンや詩人シェイクスピア、探検家のリビングストンなど英国が誇る著名人の名が刻まれており、驚かれる方も多いかもしれません。
無料の日本語の音声ガイドがあるため、利用するのもおすすめです。
タワー・ブリッジ
ロンドン市内を流れるテムズ川に架かる橋で、1894年に完成したロンドンのアイコン的存在です。
世界でも珍しく、現在も利用されているこの跳ね橋は、今でも月に2〜3回は、大型船が通過する際にハの字に開きます。
建物を見上げながら下の橋を渡るだけでも楽しめますが、ゴシック様式の2基の尖塔の中には、歴史博物館があり、橋の設計にまつわる展示や、見学可能なエンジンルームがあります。
1番の人気は、尖塔を結ぶ高さ40mのガラス張りの展望通路で、眼下に流れるテムズ川や金融街をはじめロンドンの街並みを一望できます。
高層ビルが少ないロンドンを上空から楽しめる、貴重な体験ができると人気です。
ロンドン塔
ウィリアム征服王がロンドンの要塞として建設した中世の城砦です。
長い歴史の中でこの城砦は、王宮や貴族の牢獄や公開処刑場として、造幣所や天文台、そして王立動物園ととしてなど、多様な用途で使用されてきました。
現在は、イギリスの歴史を語り継ぐスポットとして人気で、王室の宝を展示するジュエル・ハウスの「クラウン・ジュエル」や、世界最大のダイヤモンド「偉大なアフリカの星」は必見です。
なお、牢獄や公開処刑場だったという背景から、ロンドン塔を訪れた観光客が幽霊を見るとも言われているスポットとしても有名です。
グリーンパーク
世界屈指の大都市ロンドンの中でも、癒しのスポットとして人気の公園です。
バッキンガム宮殿に隣接している王立公園(ロイヤル・パーク)の1つで、女王や国王の誕生日、ロイヤルベビー誕生の際などには、王立騎馬砲兵・国王中隊がここから祝砲を放つこともあります。
公園名の通り、花などは一切植えられていおらず、グリーン一色の潔い景観が美しいと評判です。
見上げるほどの大木から溢れる木漏れ日を眺めたり、その木陰のデッキチェア(有料)で涼んだりするロンドン住民の姿もあり、街の人の憩いの場になっています。
ナショナルギャラリー
ロンドンの中心地、トラファルガー広場に面して建つ、イギリス初の国立美術館です。
まるで宮殿のような豪華な建物には、13世紀~20世紀の絵画を中心としたコレクションが多数収蔵されています。
所蔵数は約2,600点と少なめながら、ルネサンスの三大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロが揃い踏みする数少ない美術館の1つで、ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」は必見です。
また、バロック絵画の巨匠フェルメール、レンブラント、そして印象派のゴッホ、モネ、ルノワールなど、名だたる芸術家の名画も並んでいます。
入館料が無料なため、気軽に足を運んでみたいスポットです。
セントポール大聖堂
ロンドン市内で最も歴史あるシティ地区に建立する大聖堂です。
キリストの12使徒である聖パウロに捧げるため、604年に木造建築で建てられ、その後1708年には大きなドームと対の塔を携える、現在の装いに立て替えられています。
目を奪われるほどのステンドグラスやドームに描かれたモザイク画、そしてそこに響き渡るパイプオルガンの音色に思わずため息が出るほど荘厳なこの教会は、英国王と故ダイアナ妃が結婚式を挙げた場所としても有名です。
大聖堂内には展望室もあり、500段を超える階段を登る体力があれば、その先にから見える街の景色は、ロンドンの思い出の絶景として記憶に残るでしょう。
ロンドンアイ
ロンドン市内を流れるテムズ川沿いに位置する、ヨーロッパ最大の巨大観覧車です。
2000年のミレニアム記念事業として建設され、5年間のみの限定営業の予定だったにも関わらず、人気を集めすぎた結果、その後も解体されることなくロンドンの街並みの一部となりました。
30分かけて1周するため、ロンドンの街並みをゆっくりと眺める優雅な時間を楽しむことができます。
1つのカプセルには最大25名乗ることができますが、貸切することも可能なため、プライベートで使用したい方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
おすすめは、ロンドンの夜景を上空から楽しむ夜の時間帯です。
キング・クロス駅9と3/4番線
ロンドン最大の駅で、イギリス国内はもちろんのこと、ヨーロッパ各地へと向かうユーロスターの始発駅でもあります。
キングス・クロス駅は、人気小説・映画「ハリーポッター」シリーズで、主人公のハリー・ポッターが魔法学校「ホグワーツ」に向かう電車に乗るホーム(壁)があり有名です。
映画のシーンを再現した「9と4/3番線」には、ハリー・ポッターになりきれるモニュメントもあり、連日写真を撮りたい観光客が列をなしています。
2012年には4億ポンドかけて改装されたコンコースや、駅の2階軒を連ねるパブやレストラン、雑貨店も楽しめるため、「ハリーポッター」ファンではなくても、ぜひ足を運んでみてください。
ロンドンのおすすめ観光スポットまとめ
この記事では、「ロンドンで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。
ロンドンに行ったら、大英博物館やナショナルギャラリーはもちろん、タワー・ブリッジやロンドンアイがあるテムズ川沿いは必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。
また、ロンドンに旅行で行った際には、ぜひその長い歴史が育んだ、荘厳な美しさを纏う建築物を楽しみたいものです。
ロンドンに旅行で行くけどどこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。