マドリードのおすすめ観光スポット10選!絶対行くべき観光地を紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

  • マドリードのおすすめ観光スポットを知りたい
  • マドリードで絶対外せない観光スポットを知りたい
  • マドリードの観光で有名な場所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「マドリードで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。

マドリードのおすすめ観光スポット10選

マドリード王宮

マドリードのおすすめ観光スポット10選を解説します。

プラド美術館

プラド美術館

プラド美術館は、歴代のスペイン王室のコレクションを所蔵する美術館です。

1819年に王立美術館として開館し、1868年にプラド美術館に改称されました。

必見の作品は、ベラスケスの最高傑作である「ラス・メニーナス」や、ゴヤの「着衣のマハ」と「裸のマハ」、エル・グレコの「聖三位一体」などです。

館内は非常に広いため、受付で日本語版のパンフレットをもらって、見たい作品に目星をつけてから鑑賞するのがおすすめです。

なお、18世紀に建てられた本館にはプラド博物館の主要な作品が展示されており、2007年に造られた新館では主に特別展を開催しています。

サン・ミゲル市場

サン・ミゲル市場

サン・ミゲル市場は、30店舗ほどの屋台が集まるマドリード中心部にある市場です。

市場の中には、ワインバーやタパスが味わえるバル、生ハム専門店などが並び、いろいろなスペイン料理やお酒を少しずつ楽しめます。

各店舗のカウンターで立食スタイルで食べられるほか、フリースペースも利用できます。

20世紀初頭に造られた鉄筋造りの市場をリノベーションしており、建物も一見の価値があります。

夜は遅い時間まで営業しており、ライトアップされるため、昼間とはまた違った雰囲気を楽しめるでしょう。

ソフィア王妃芸術センター

ソフィア王妃芸術センター

出典:https://urtrip.jp/museo-nacional-centro-de-arte-reina-sofia/

ソフィア王妃芸術センターは、20世紀以降に制作された現代アートを所蔵する国立美術館です。

美術館の名前は、スペイン国王フアン・カルロス1世の王妃であるソフィア・デ・グレシアに由来しており、建物は19世紀に建てられた病院を改装しています。

ピカソの「ゲルニカ」が展示されていることで知られているほか、ダリやミロなど近代美術の巨匠の作品を多数鑑賞できます。

作品の撮影は「ゲルニカ」のみ禁止されています。

閉館前の2時間と日曜日の午後は無料で入館できますが、とても混雑します。

マドリード王宮

マドリード王宮

マドリード王宮は、20世紀前半まで歴代のスペイン国王が暮らした、ヨーロッパを代表する巨大な宮殿です。

現在は、公的な行事の際などにのみ使用されています。

行事などのない日には、およそ3,000室ほどある部屋のうちの一部を一般公開しています。

部屋のいたるところにベラスケスやゴヤの作品が飾られており、豪華絢爛な装飾や調度品を見られます。

入場口にあたる大階段や続く列柱の間、4頭の獅子が国王夫妻が座る玉座を囲む玉座の間などがハイライトです。

プエルタ・デル・ソル

プエルタ・デル・ソル

プエルタ・デル・ソルは、「太陽の門」という意味を持つ広場です。

スペインの国道の起点となっている場所で、マヨール通りやアルカラ通りといったスペインの主要な通りが、この広場で合流しています。

周辺にはデパートや飲食店が多いため、いつも観光客でにぎわっています。

広場には2つの有名な銅像があり、1つはさまざまな公共事業を推進したカルロス3世の像で、もう1つはマドリード市の紋章になっている「クマとイチゴノキ」の像です。

市民の待ち合わせ場所になっており、観光客のフォトスポットとしても人気です。

アルムデナ大聖堂

アルムデナ大聖堂

アルムデナ大聖堂は、カトリックの大聖堂です。

教会の建設計画は16世紀ごろから始まったものの、スペイン内戦などにより、建設が難航し、1993年に完成しました。

建設期間が長期にわたったために、外観はネオ・クラシカル様式、内装はゴシック・リヴァイヴァル建築と異なる建築様式になっているのが特徴です。

内装も新旧時代のものが入り混じっており、歴史ある聖母マリア像が祀られた祭壇がある一方で、モダンな幾何学模様の天井画が描かれているなど、伝統的な教会とは異なった雰囲気を体感できます。

レティーロ公園

レティーロ公園

レティーロ公園は、プラド美術館の東側に位置する広さ約125ヘクタールの公園です。

園内にはバラ園やボートが浮かぶ池、噴水などがあり、のんびりと散策を楽しめます。

特に噴水は敷地内に多数点在しており、堕天使をテーマにした作品をはじめ、意匠をこらしたものがあるので探してみると面白いでしょう。

建築家のリカルド・ベラスケス・ボスコによる、ガラス張りの宮殿「クリスタルパレス」や展示会の会場として造られた「ヴェラスケスの宮殿」も見学できます。

ティッセン・ボルネミッサ美術館

ティッセン・ボルネミッサ美術館

出典:https://media.thisisgallery.com/world_museum/museodeartethyssenbornemisza

ティッセン・ボルネミッサ美術館は、ドイツの実業家のハインリヒ・ティッセン・ボルネミッサ男爵と、息子のハンス・ハインリヒの親子2代によるコレクションを展示した美術館です。

ダリやピカソといったスペインの画家の作品はもちろん、エル・グレコやゴッホ、モネなど、バリエーションに富んだ画家の作品が集められています。

ルネサンス期の作品から近代アートまで、幅広い年代の作品が鑑賞できるのが、この美術館ならではの特徴でしょう。

建物は19世紀の貴族の宮殿を利用しており、プラド美術館の近くに位置しています。

サン・イシドロ教会

サン・イシドロ教会

出典:https://pianotohikouki.com/madrid/churches

サン・イシドロ教会は、マドリードの守護聖人であるサン・イシドロを祀った教会です。

かつては、イエス・キリストを祀るイエズス会の教会でしたが、イエスズ会が追放されたため、サン・イシドロが祀られるようになりました。

主祭壇にはサン・イシドロの棺があり、その中には腐敗していないサン・イシドロの遺体が入っていると言われています。

1993年にアルムデナ大聖堂が完成する前まではマドリードの大聖堂として利用されていました。

サルスエラ劇場

サルスエラ劇場

出典:https://scherzo.es/teatro-de-la-zarzuela-19-20-amplitud-de-miras/

サルエスラ劇場は、王立劇場のテアトロ・レアルと並んで、マドリードを代表する歌劇場です。

「サルスエラ」と呼ばれるスペイン風のオペラのほか、公演やコンサートが行われます。

「サルエスラ」は17世紀にマドリードで誕生した伝統的な舞台芸術のため、サルエスラ劇場で本場の演目を楽しむのがおすすめです。

建物は19世紀中ごろに建てられ、一度火災で焼失したのちに再建されました。

館内にはカフェテリアもあり、ドリンクや軽食が提供されています。

マドリードのおすすめ観光スポットまとめ

プエルタ・デル・ソル

この記事では、「マドリードで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。

マドリードに行ったら、「マドリード三大美術館」であるプラド美術館とソフィア王妃芸術センター、ティッセン・ボルネミッサ美術館は必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。

また、マドリードに旅行で行った際には、有名な芸術作品が鑑賞できるとともに、散策しながら教会などの歴史遺産をじっくりと見て楽しめることでしょう。

マドリードに旅行で行くけどどこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。