この記事を読んでいるあなたは、
- ミラノのおすすめ観光スポットを知りたい
- ミラノで絶対外せない観光スポットを知りたい
- ミラノの観光で有名な場所を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「ミラノで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。
ミラノのおすすめ観光スポット10選
ミラノのおすすめ観光スポット10選を解説します。
ミラノ大聖堂
出典:https://www.duomomilano.it/en/
ミラノ大聖堂ことドゥオーモ大聖堂は世界最大のゴシック建築であり、繊細な彫刻やステンドグラス、内部にはキリスト教の歴史を描いた油絵が飾られている観光地の一つです。
建物全体が芸術作品のようであるミラノ大聖堂の建築にはおよそ500年以上費やされたと言われ、建築は1386年頃に始まり、完成はナポレオンが活躍していた1813年頃です。
地元の人達からも愛される大聖堂は、ミラノの象徴とも言われています。
なお、建物の中に入ることはできますが、肌を露出した格好やサンダルでは入場が拒否されることもあるため注意しましょう。
スカラ座
出典:https://www.teatroallascala.org/en/index.html
イタリアンオペラの最高峰と名高く、長い歴史を持つ歌劇場であるスカラ座は1776年に一度火事で消失してしまい、1778年に現在のスカラ座が再建されました。
世界中のダンサーやオペラ歌手がスカラ座への出演を夢見るほど、スカラ座はアーティストたちの間で夢の舞台であり、憧れの場所です。
スカラ座の客席はオペラ観劇と言われて思い浮かべるような馬蹄形をしており、舞台を中心にお客さんが囲うような形をしています。
柱などで見えづらい5、6段目は他より比較的チケットが安く手に入りますが、ラフな格好では入場を断られてしまいます。
スフォルツェスコ城
出典:https://www.milanocastello.it/
ミラノ中心部からほど近いところにあるスフォルツェスコ城は、レオナルド・ダ・ヴィンチも建築に関わったと言われる古城です。
過去の戦争などで大半を喪失してしまい現存しているのは元の4分の1ほどですが、喪失してしまった部分は綺麗に整備された公園などになっています。
古城の中にある綺麗な芝生の公園は地元の人たちから憩いの場所として利用されており、休日には散歩や家族連れがのんびりと過ごす様子が見られます。
また、場内には美術館や博物館といったものも併設され、城周辺だけでもたくさんの見どころがあります。
ドゥオモ広場
ミラノ大聖堂前に広がるドゥオモ広場は大聖堂広場とも言われ、街の象徴となるような建物が集中しています。
上記しましたミラノ大聖堂や、詳しくは後ほどご紹介いたしますヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアも広場近くにあります。
広場から街を見回すだけでも歴史的建造物を眺めることが可能で、また太陽の移動によって建物や広場に落ちる影の変化すらも美しいと言われています。
長時間の滞在によって見え方が変わる広場なため、周辺の観光やカフェ、レストランなどを利用しつつ、じっくり眺めてみるのもお薦めです。
ブレラ美術館
ルネサンス期(14世紀から16世紀)の絵画を中心に多くの美術品を所蔵しているブレラ美術館は、多くの有名絵画が展示されています。
特にイタリア芸術のヴェネチア派、ロンバルディア派の絵画が多く、所蔵数は500点を超えています。
展示されている絵画の中で有名なのは、ジョバンニ・ベリーニの「ピエタ」、アンドレア・マンテーニャの「死せるキリスト」、ピカソの絵も数点展示されています。
入場はスムーズにできる場合が多いものの館内はとても広いため、平均で2時間、丁寧に見ていく方は3時間ほどの滞在が想定されます。
ミラノ中央駅
出典:https://www.grandistazioni.it/
ミラノ中央駅は観光地ではないものの、リバティ様式やアールデコ様式を取り入れて建てられた建物の美しさから、世界で最も美しい鉄道駅と言われています。
異なる様式を取り入れて作られた建物にもかかわらず両方が違和感なく共存し、むしろ双方が揃うことで重厚感や美しさを引き立てています。
中央駅は1日の乗降客数がイタリアの中で2番目に多く、人々が日常を過ごすの中に歴史的建造物があるところも魅力の一つです。
多数の列車が乗り入れる中央駅は日本の駅と仕様が大きく異なるため、利用する際は時間に余裕を持って行動することが推奨されます。
サン・マウリツィオ教会
サン・マウリツィオ教会は周囲に溶け込むような外観をしていますが、一歩中に入ると数多くのフレスコ画が並び、色鮮やかな内装に圧倒されます。
万華鏡のような美しさと表されるのは壁に描かれたフレスコ画で、担当したのは主にベルナルディーノ・ルイーニやその息子と言われています。
飾られている絵のほとんどが宗教画であるものの、描かれている女性の衣装や装飾品といったものの緻密さを眺めるだけでも楽しめます。
また、最後の晩餐やノアの方舟といった有名なものをテーマにした絵もあるため、知識がなくても楽しむことは可能です。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
ユネスコの世界文化遺産にも登録されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」が描かれていることで有名です。
「最後の晩餐」は教会に併設されている食堂の壁に描かれており、教会と食堂を合わせて世界文化遺産に登録されています。
食堂は「最後の晩餐」を保護するために厳しい見学制限がかけられているため、事前に予約する必要があること、予約をしても2年以上かかったという方もいらっしゃいます。
人気である「最後の晩餐」を見るのは難しいですが、教会もゴシック様式の美しい姿をしています。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
出典:http://www.greatbuildings.com/buildings/Galleria_Vittorio_Emanuel.html
ドゥオモ広場の北側に位置するヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、美しいガラスのアーケードに覆われたショッピングモールです。
ガッレリアの中には100年以上続くカフェや宝石店、世界的ブランドであるプラダ、ルイ・ヴィトンの本店などがあります。
他にも床のモザイク画が美しく、建物がガラス、鉄、石、鉄骨などが組み合わさって作られているため、建築技術の歴史が見られる場所としても有名です。
また、日本にある東京ディズニーランドのワールドバザールは、ガッレリアをモデルに作られていると言われています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館
出典:https://www.museoscienza.org/en
「最後の晩餐」や「モナ・リザ」を描いた芸術家として知られるレオナルド・ダ・ヴィンチですが、発明家としても数々のアイデアを残しています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館は発明家としてのレオナルド・ダ・ヴィンチに注目し、アイデアの設計図や模型などを展示している博物館です。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチ以外の鉄道技術や飛行技術といった科学や工業技術も多数展示されており、実際に触れて体験することができます。
実際に使用されていたSL車両や模型に触れて学べる展示物が多いため、小学生くらいの子どもも遊びながら学ぶことができます。
ミラノのおすすめ観光スポットまとめ
この記事では、「ミラノで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。
ミラノに行ったら、ブレラ美術館やサン・マウリツィオ教会は必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。
また、ミラノに旅行で行った際には、ドゥオモ広場を目指すことで多数の有名観光地や歴史に触れることができます。
ミラノに旅行で行くけどどこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。