この記事を読んでいるあなたは、
- 奈良県のおすすめ観光スポットが知りたい
- 奈良県で絶対に行くべきな観光スポットが知りたい
- 奈良県旅行で人気の観光スポットが知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「奈良県のおすすめ観光スポット10選」をお伝えしていきます。
奈良県のおすすめ観光スポット10選
奈良県旅行のおすすめ観光スポット10選を紹介していきます。
1位 桃尾の滝
出典:https://kanko-tenri.jp/tourist-spots/east/momoonotaki/
後嵯峨天皇が古今和歌集で「今はまた 行きても見やば 石の上 ふるの滝津瀬 跡をたづねて」と詠んだことで知られる桃尾の滝ですが、この清らかな流れに心が洗われるパワースポットです。
滝の落差は約23mで流れはとても繊細で美しく、春日断層崖に沿っている滝の中では最大級の規模です。
桃尾の滝からさらに登ると竜福寺があり、寺が隆盛を極めた頃には桃尾の滝は行場とされていたという記録があり、現在も滝行に利用でれています。
また、滝壼左側には不動三尊麿崖仏が彫られ、鎌倉中期の秀作として拝観に訪れる観光客も多くいますが、元禄元(1688)年に松尾芭蕉もこの地を訪れたとされる名刹で、奈良の観光スポットとして外せません。
2位 東大寺
出典:https://www.todaiji.or.jp/
奈良市の雑司町にある東大寺は、世界遺産に登録されている奈良を代表するお寺で、世界最大級の木造建築物・奈良の大仏様を拝観するために国内外問わず多くの観光客が訪れています。
東大寺の743年に聖武天皇が信仰していた仏教の教えと国を守ることを目的として、盧舎那仏造立の詔を出して建設されたのが始まりです。
大仏殿に鎮座する大仏様の高さは約15m、重さは約250tで、751年に大仏殿が完成し、伽藍も整備されました。
大仏殿内部の北東柱の1本に大きな穴が開けられていますが、その大きさは大仏様の鼻穴と同じ大きさだといわれ、ここをくぐると健康でいられる無病息災のご利益を得られると信じられています。
奈良を訪れたら、一度は拝観したい観光地です。
3位 奈良公園
出典:https://www3.pref.nara.jp/park/
奈良の大仏様と並んで有名なのは、奈良公園に生息している鹿たちです。
奈良県では、この鹿たちは神様の使いとして大切にされていて、特有の遺伝子を保持していることも最近の研究で判明しています。
この古から継承され続けている神様の使いである鹿に会えるのは、奈良の観光スポットとして最も有名なスポットの一つである奈良公園です。
660haもの広大な敷地の奈良公園では、東大寺や興福寺、春日大社などの貴重な建築物を多数保有しているので、鹿と戯れながら歴史に触れることもできます。
奈良公園に生息している野生の鹿のために鹿せんべいをあげると、大量の鹿が寄って来てくれますが、鹿せんべいをあげるのに焦らしていると、襲われることがあるので注意してください。
4位 春日大社
出典:https://www.kasugataisha.or.jp/
2023年に創建1255年を迎える春日大社には、61もの摂社・末社がありますが、その中でも大国さまがご夫婦でお祀りされているのは、全国を探してもこの夫婦大国社だけです。
このことから、奈良最大の縁結びスポットとして、多くのカップルや女性が絶えることなく参拝にず訪れています。
要文化財である藤浪之屋には、平安時代から現在までに奉納された釣灯籠が約3,000基あり、毎年2月と8月には全ての燈籠に火を灯す万燈籠が開催され、幻想的な美しさ訪問者に見せてくれます。
絵馬かけ台には、縁結びを願う白と桃色で描かれたハートの絵馬がたくさん奉納され、水に浸すとふわりと文字が浮き出てる水占いも人気です。
5位 興福寺
出典:https://www.kohfukuji.com/
奈良公園の一角に建設されている興福寺は、669年に藤原鎌足の重い病からの回復を祈願して建てられたとされるお寺で、東大寺や春日大社と並び奈良を代表する観光名所の一つです。
古都奈良の文化財として世界遺産に登録され、歴史的な遺産が多く残されている貴重な寺院です。
興福寺には、国宝や重要文化財として大切にされている五重塔、北円堂や金堂などの建造物、阿修羅像を含む数々の仏像が収蔵・展示されていますが、中でも鎌倉時代から一度も再建しておらず興福寺で最も古い三重塔は必見です。
毎年5月には、奈良の伝統行事の一つである薪御能が執り行われるので、観光シーズンに訪れたい場所です。
6位 法隆寺
出典:http://www.horyuji.or.jp/
聖徳太子ゆかりの寺院として有名な法隆寺は、607年に聖徳太子と推古天皇によって建立されたと伝えられ、世界最古の木造建築と数多くの寺宝を保有しているため、日本初の世界文化遺産として1993年に登録されました。
金堂、中門、回廊なども大変美しいのですが、特に五重塔は現存している世界最古の木造五重塔で、地、水、火、風、空から成る5つの楼閣で構成しているので、必ず拝観したいものです。
この五重塔は京都の醍醐寺、山口の瑠璃光寺と並ぶ日本三名塔の一つで、最も美しい塔としても広く知られています。
正岡子規によって詠まれた「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」としても有名で、多くの観光客が訪れています。
7位 若草山
出典:https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/01mountain/01north_area/wakakusayama/
奈良公園の近くにある若草山は、奈良に訪れたなら一度は足を運んでいただきたい美しいスポットです。
一面芝生に覆われた標高300mの小高い山には、歩いて登ることができる他、奈良奥山ドライブウェイの利用で山頂まで車で訪れることもできます。
山頂から眺める奈良の街並みは大変美しく、ビュースポットとして密かな人気を高めています。
夕焼けのを見られる時間帯、イルミネーションがキラキラ輝く夜の時間帯は特に美しく、新日本三大夜景にも認定されています。
8位 曽爾高原
出典:http://www.soni-kogen.com/
曽爾高原は、奈良県の東北端、三重県境に接する村で、関西を代表するススキの名所です。
村の西側には鎧岳、兜岳、屏風岩などの珍しい柱状節理の岩肌が国の天然記念物に指定されている他、東側に位置する曽爾高原一帯は室生赤目青山国定公園として指定を受けています。
10月〜11月頃にはススキの見頃を迎え、雄大な曽爾高原が黄金色の穂でいっぱいとなりますが、特に美しさを増す時間帯は陽が沈み始める夕暮れ時で、夕日の光を浴びながら穏やかに風になびく姿は、金色の野に哀愁漂う絶景です。
ススキがなびくベストシーズンには約200もの灯籠に明かりでライトアップされ、さらなる幻想的な世界を満喫できます。
名古屋から約2時間30分、大阪から約1時間50分で訪れることができる位置にあるので、気軽に足を伸ばせる高原リゾートとしても有名です。
9位 三峰山
出典:http://mitsue-kanko.jp/sightseeing
奈良県と三重県の間にある標高1,235mの三峰山は、霧氷を眺めることができる冬の絶景スポットで、日本三百名山の一つです。
氷点下の環境下で冷やされた空気中の水分は、風で木々の枝などに吹き付けられ、氷として付着したものを霧氷と呼んでいます。
半透明や白色の結晶をした霧氷は、木々に白い花が咲き誇るような神秘的な美しさで、冬だけに見られるこの絶景を見るためだけに訪れる観光客は後を絶たず、多くの人を魅了しています。
1月下旬~2月には霧氷まつりが開催され、山開きや餅つき、雑煮をふるまうなどの様々なイベントを開催してくれます。
また、冬だけでなく初夏の白つつじ、新緑、秋の紅葉など四季の移り変わりを楽しませてくれます。
10位 橿原神宮
出典:https://kashiharajingu.or.jp/
日本のはじまりともいわれる橿原神宮は、初代天皇の神武天皇が橿原の地に皇居を建築させたことに由来しています。
毎年2月11日の建国記念の日には、勅使参向の下に執り行われる紀元祭は、1年を通して行われる祭典で最も重要なお祭りとして、古くから大切にされています。
橿原宮では御祭神である神武天皇が初代天皇として即位された古を偲びながら、建国創業である御聖徳を景仰する日本国民の祭典として、数千人にも及ぶ全国からの参列者により毎年盛大に執り行われています。
橿原神宮は、開運厄除・勝運祈願・出世開運ですが、御夫婦である神武天皇と媛蹈鞴五十鈴媛命をお祀りしていることから、縁結び神社としても大切にされています。
奈良県のおすすめ観光スポットまとめ
本記事では、「奈良県のおすすめ観光スポット10選」を紹介しました。
奈良県には、日本が世界に誇るべき世界遺産や雄大な大自然など様々なおすすめ観光スポットがあります。
奈良県でどこに行けば良いか困った際は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。