ヴェネツィアのおすすめ観光スポット10選!絶対行くべき観光地を紹介!

この記事を読んでいるあなたは、

  • ヴェネツィアのおすすめ観光スポットを知りたい
  • ヴェネツィアで絶対外せない観光スポットを知りたい
  • ヴェネツィアの観光で有名な場所を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに向けて「ヴェネツィアで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」などをお伝えしていきます。

ヴェネツィアのおすすめ観光スポット10選

夕焼けの飛行機

ヴェネツィアのおすすめ観光スポット10選を解説します。

サン・マルコ広場

教会

ヴェネツィアの中心と言われるサン・マルコ広場は歴史ある建物に囲まれ、世界で最も美しい広場と言われています。

広場を囲う建物には後ほど詳しくご紹介するサン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿の他に、広場の象徴的存在である鐘楼やルネサンス建築の造幣局などがあります。

冬の高潮の時期などは広場を中心に浸水することがあり、水の都と称されるヴェネツィアを見ることができます。

また、高潮の時期だけ橋桁が渡されたり、バーやレストランのオープン席が設置されたり、演奏会が開かれたりと、この時期だけの光景が楽しめます。

サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院ホームページ

出典:http://www.basilicasanmarco.it/

サン・マルコ寺院は外観の繊細な装飾や勇ましい羽のあるライオンの彫刻が目を引きますが、建物内にある宝石や金によって描かれている聖人像も見どころの1つです。

特に寺院の最奥にある祭壇には2,000個もの宝石が埋め込まれ、黄金がふんだんに使用されており、きらびやかであり厳かな雰囲気が漂います。

また、寺院には9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体があるとされ、街の守護者として祀られています。

聖マルコを運搬した際のエピソードは寺院の外観にモザイク画として記され、右側から順に追っていくことで棺が納められるまでを見ることができます。

ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿ホームページ

出典:https://palazzoducale.visitmuve.it/en/home/

建設された8世紀の時点では要塞としての役割を持っていたドゥカーレ宮殿は、14世紀頃から改築工事が行われ、現在のきらびやかな姿になっています。

白とピンク色の大理石を組み合わせて作られた外観は、広場から見える姿と運河から見える姿とでは少し印象が変わるように工夫されて建設されています。

宮殿の内部は羅針盤の間、大評議会の間、黄金の階段などの有名な見どころが多く、特に広い大評議会の間には数々の絵画が飾られており、美術館のように楽しめます。

飾られている絵画の中でも、世界最大級の油絵とされるティントレットの「天国」は圧巻です。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

海から見た教会

カトリック教会最古の教会と言われるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は小さな島にある教会で、正面からの姿はもちろん、水上からの姿も魅力の1つです。

ヴェネツィアの中心部からは15分ほど船に乗る必要がありますが、近づいてくる教会の姿を眺めているとすぐに到着します。

教会は「水辺の貴婦人」と言われるほど真っ白な外観が特徴的で、内装も白を貴重とした厳かな雰囲気があります。

また、€6を支払うことで教会の上部にある鐘楼へ登ることができ、鐘楼からは海を挟んだサン・マルコ広場やヴェネツィアの街を一望することができます。

リアルト橋

白い橋

ヴェネツィアはサン・マルコ大聖堂とドゥカーレ宮殿、そして街を2分するように流れる運河、カナル・グランデと、運河に掛かる橋などが世界遺産に登録されています。

世界遺産の一部であるリアルト橋は頑丈な石造りであり、アーケード付きの真っ白な外観から「白い巨像」と呼ばれ、地元の人達からも親しまれています。

橋の上から眺めるカナル・グランデの景色は評価が高く、また橋自体も昼と夜では違った姿を見せるため、昼と夜のリアルト橋を眺めてみることがお薦めです。

なお、橋周辺は指定場所以外での飲食や噴水での水遊びは禁止されているため注意しましょう。

ムラーノ島

ガラス細工

ヴェネツィアの中心部から北東にある島、ムラーノ島はガラス産業が盛んで、有名なヴェネツィアン・グラスの工房がいくつも立ち並んでいます。

ガラス工芸の1つであるヴェネツィアン・グラスは繊細な装飾と鮮やかな色合の鉱物を組み合わされて作られるもので、島にあるお店では購入することもできます。

また、島の繊細なガラス工芸は島内にあるサン・ピエトロ・マルティーレ教会のシャンデリア、サント・ステファノ広場のオブジェにも使用され、島のシンボルになっています。

さらにガラスの歴史などを知りたい方は、島の中心近くにあるガラス博物館もお薦めです。

ブラーノ島

ブラーノ島ホームページ

出典:https://www.isoladiburano.it/en/

ヴェネツィア中心部から北東へ45分ほど船に乗ると、レース編みの生産と色とりどりに塗られた家々が並ぶ姿が特徴的な島、ブラーノ島に到着します。

特に立ち並ぶ家々がカラフルな色合いである光景はおもちゃのようですが、元々は漁へ出た漁師が自分の家を海からすぐに見つけられるようにというアイデアが最初でした。

今ではカラフルな色合いに塗られた家々の姿は観光の名物となり、家の色を塗り替える際にはヴェネツィア政府の許可が必要です。

また、ヴェネツィアン・レースというブランドとして扱われるほどレース編みも盛んで、島内にはレース博物館もあります。

ため息の橋

ボートと橋

ため息橋は嘆きの橋とも言われる名所の1つで、囚人が投獄する前に橋を渡り、最後に眺めるヴェネツィアの街の姿にため息をついたという話が由来になっています。

しかし実際には二度と街を見られないような長期収容は橋が建設された頃にはなくなっており、19世紀に書かれた物語の中でため息橋と記されているのが元とされています。

現在は上記の意味よりも、日没時に恋人たちがゴンドラに乗って橋の下でキスをすると永遠に結ばれるという伝説が人気です。

悲しみのため息が由来であったため息橋ですが、現在は恋人たちが永遠の愛を約束する場所として親しまれています。

アカデミア美術館

アカデミア美術館ホームページ

出典:https://www.gallerieaccademia.it/

アカデミア美術館に所蔵されている美術品の多くはヴェネツィア派絵画のもので、特にティツィアーノ・ヴェチェッリオやパオロ・ヴェロネーゼ作品が多く所蔵されています。

絵画はよく分からないという方も、繊細に描かれた人たちの今にも動き出しそうな姿や、現在のヴェネツィアとあまり変わらない風景は必見です。

美術館にて過去のヴェネツィアをじっくり眺めた後、現在のヴェネツィアを比べてみるのも面白いです。

また、美術館はとても広いため、混雑していてゆっくり見れなかったという可能性は低く、1枚の絵にじっくりと時間をかけることができます。

カナル・グランデ

川に浮かぶボート

カナル・グランデとはヴェネツィアを二分するように流れるS字型の運河のことで、サン・マルコ広場やリアルト橋と共に世界遺産に登録されています。

運河は街の中から眺めるのも美しいですが、水上バスやゴンドラを利用してリアルト橋を始めとする4つの橋を眺めるのもお薦めです。

特に街中を走るゴンドラは900年以上の歴史があり、昔の人と同じ目線で現在のヴェネツィアを眺めることができます。

水の都と言われるヴェネツィアの象徴的存在であるカナル・グランデは、今も昔もヴェネツィアに住む人たちにとっても生活に重要な役割を果たしています。

ヴェネツィアのおすすめ観光スポットまとめ

空港

この記事では、「ヴェネツィアで絶対に外せないおすすめ観光スポット10選」を解説しました。

ヴェネツィアに行ったら、サン・マルコ広場やブラーノ島は必ず訪れるべき観光スポットだということが分かりました。

また、ヴェネツィアに旅行で行った際には、ゴンドラに乗ってみることがお薦めです。

ヴェネツィアに旅行で行くけどどこに行くべきか分からなかったり悩んでいたりする方は、今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。